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こんにゃくダイエットって効果ある?成功の秘訣と注意点とは

こんにゃくは身体によくダイエットにも効果的だとよく聞きますが、実際にはどうなのでしょうか。
本当にダイエットに効果があるのか、食べ過ぎたら身体に悪い影響があるのではないか、気になりますよね。

そこで、こんにゃくダイエットに効果があるのか徹底解説。成功の秘訣や注意点についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【目次】
・ こんにゃくダイエットのやり方は?
・ こんにゃくダイエットの注意点は?
・ こんにゃくダイエットメニューを紹介
・ まとめ

こんにゃくダイエットのやり方は?

調理法を工夫する

こんにゃくは生でも食べられますが、臭みをとるために一度茹でてアク抜きをしてから食べるのが一般的です。
こんにゃくの成分は90%以上が水分で、100gあたりのカロリーはわずか5kcal、ダイエットの天敵とされている糖質も0.1gほどしか含まれていません。とてもヘルシーな食材ですが、調理法を工夫していくことが必要です。調理の過程で糖質が入り込んでしまい、カロリーが高くなってしまっては本末転倒です。

また生で食べるより、調理した方が美味しく、味にも変化をつけられるため、ダイエットをより楽しみながら続けられるのではないでしょうか。

調理のポイントは焼く・蒸す・茹でるといったシンプルなものに、調味料は塩や胡椒といった天然由来のものに限定し、調理過程で余計なものが入り込まないように心がけましょう。

主食に入れる

効率よく、時間をかけずにダイエットをするためには食事から糖質を抜いてしまうことが一番です。

そのため、ご飯やパンなどの主食を抜いてしまえば早期に目標を達成できるかもしれません。しかし、糖質は脳のエネルギーになる栄養素であり、抜き過ぎてしまうとイライラしてしまったり頭がボーっとしてしまったりとデメリットもあります。何より、いくらダイエットとはいえ主食を完全に抜いてしまうのは我慢できないという方も多いのではないでしょうか。

そのため、主食にこんにゃくを混ぜるという方法をおすすめします。こんにゃくを米粒ほどの大きさに切り、ごはんに混ぜて炊きます。こうすることでダイエット中でも主食を食べられて、大幅に糖質をカットすることができます。米粒状に切るのが面倒臭いという人は、こんにゃく米が商品化されているので購入してみてください。

おやつに入れる

基本的に間食はダイエットの敵だと考えられがちですが、おやつを食べることは、決してダイエットに悪いことではありません。

間食を摂り、空腹な時間を短くすることでダイエット効果が期待できることもあります。食べても太りにくいとされている14:00~15:00の間に、こんにゃくをおやつとして取り入れてみましょう。

スーパーやコンビニでも、こんにゃくゼリーやこんにゃく由来のスナック菓子が手軽に手に入れられます。もちろんこんにゃく由来ですので低カロリーです。
しかし、食べ過ぎには注意が必要。間食が我慢できない時には、こんにゃく由来のものをおやつに取り入れてみてはいかがでしょうか。

こんにゃくダイエットの注意点は?

よく噛んで食べる

よく噛んでゆっくり食べることはダイエットの基本です。よく噛んで食べることで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことができます。

また、こんにゃくは消化がよい食べ物ではないため、よく噛んで食べることが大切です。いくらこんにゃくがカロリーが低く、糖質量が少ないからといって、食べ過ぎてしまえばやはり太ってしまいます。よく噛んで食べることを心がけましょう。

食べ過ぎない

こんにゃくを食べ過ぎると生じるデメリットは太ってしまうことだけではありません。

こんにゃくの食べ過ぎは腸閉塞になってしまうことがあります。腸閉塞とは腸の中に排泄されずに残ったものが詰まってしまう病気のこと。詰まったものは口に向かって逆流し、吐き気やおう吐と言った症状を引き起こしてしまいます。

先ほども述べた通り、こんにゃくは消化がよい食べ物ではないため、食べ過ぎると消化が追いつかず、腸にとどまってしまうのです。山菜や海藻も同様に消化が悪く腸閉塞の原因になる食材です。食べ過ぎには注意しましょう。

他の食材もバランスよく食べる

バランスの良い食事は健康のためには欠かせません。偏った食事や、無理なダイエットは、リバウンドしやすく、健康的なダイエットとはいえません。こんにゃく以外の野菜や果物、お肉や卵などの食材もバランスよく食べるようにしましょう。

特に敬遠されがちなのがお肉です。お肉はカロリーが高いものが多いので、ダイエット中の女性にはお肉を我慢している方も多いのではないでしょうか。

しかし、お肉には筋肉の元になるタンパク質が豊富に含まれています。ダイエット中の脂肪を燃やす働きをするのは筋肉であり、筋肉の元となるタンパク質を避けることは良策とは言えません。何よりタンパク質は五大栄養素のひとつで、摂取量があまりにも少ないと栄養失調に陥ってしまうこともあります。

タンパク質に限った話ではありませんが、バランスよく栄養を摂るように心がけましょう。

こんにゃくダイエットメニューを紹介

ダイエット中は外食を控え、自炊する方が多いのではないでしょうか。そこで低カロリー、低糖質な食材、こんにゃくを使った、簡単ダイエットメニューをご紹介していきます。

こんにゃくステーキ

まず、こんにゃくの両面に切り込みを入れます。切り込みを入れることで、こんにゃく全体に味が染み込みやすくなります。

サイコロ状に切ったら熱湯で数分湯がいてアクを抜きます。ペーパータオルなどで水気をとったあとは、熱したフライパンで焼きながら、焼肉のタレを絡めていけば完成です。

焦げ目がつくまで焼くことで、よりお肉に近い食感にできます。焼肉のタレに含まれる糖質が気になる人は低糖質のタレを使用しましょう。

こんにゃく麺

続いてご紹介するのがこんにゃく麺を使ったヘルシー焼うどん。

糖質制限している方におすすめなのが、株式会社ヨコオデイリーフーズの『月のうさぎ稲庭うどん風こんにゃく』です。こんにゃくでできた麺であるにも関わらず、しっかりとうどんのようなコシのある食感が楽しめます。

豚肉や野菜を加えて焼うどんにすればタンパク質やその他栄養素も手軽に摂ることができます。

作り方は、まずキャベツと豚肉を適当な大きさに切り、フライパンで炒めます。豚肉に火が通ったら、一度取り出します。次にこんにゃく麺を焼き色がつくまで炒め、先ほどのキャベツと豚肉を戻します。めんつゆを加え水気がなくなるまで炒めたら、完成です。

めんつゆにも、糖質カットのめんつゆがありますので、ぜひ試してはいかがでしょうか。

ダイエット中は同じメニューが続いてしまうこともありマンネリ化しがちです。アクセントとしてぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

こんにゃくのおやつ

先ほど少し触れましたが、こんにゃく由来のおやつは低カロリーで、ダイエット中の間食にはもってこいです。

こんにゃくのおやつの定番、マンナンライフの蒟蒻畑は味も選べて、食べ応えもあり、1つあたり25Kcalと低カロリー。

ナチュラルローソンからはこんにゃくでできたスナック菓子『こんにゃくチップス』シリーズが発売されています。1袋食べても61Kcalと、とってもヘルシー。身体にやさしいおやつです。

まとめ

カロリーが低く、糖質量も少ないことからダイエットにぜひ取り入れたいこんにゃく。食べ過ぎによるデメリットもありますが、正しく賢く取り入れれば強力な味方になります。

この記事を参考に、こんにゃくダイエットをしてみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者のご紹介

栗山 明子(くりやま あきこ)
管理栄養士・フードコーディネーター
大学卒業後、食品メーカーに就職し、飲食店向けのメニュー提案や商品開発に携わる傍ら、フードコーディネーター の専門学校を卒業。
栄養講座の講師や食事指導、飲食店プロデュースや料理教室講師、大手メーカーの商品開発など幅広く手がけ、現在は、講座講師や食事指導および企業向けのレシピ開発の他、美味しくて見た目も魅力的、なおかつ健康にもプラスになるような料理を広めるために活動を行なっている。

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