ダイエット中でも大丈夫!?コンビニで買える低糖質お菓子紹介

ダイエットを決意して糖質制限を始めたけど、
「空腹や疲れた時、どうしてもお菓子が我慢できない」
そんな経験はありませんか?
今まで大好きなものを切り離して生活することは簡単ではありません。
ダイエットに大切なのは、お菓子を我慢すること以上にストレスを抱えないようにすること。ストレスが増えてダイエットを断念するよりも、ストレスを感じずに長期的にダイエットする方が心身ともに良いからです。
そこで今回は、外出中にぴったりなコンビニお菓子をご紹介。
「え、コンビニお菓子?」
「ダイエット中にコンビニお菓子を食べても大丈夫なの?」
と思いましたよね。
コンビニで売ってる商品は添加物や糖質が多いのでダイエットの敵って思われている方も多いかもしれません。
実はそんなことはないのです。コンビニお菓子も選択次第。
では、またどんな点に注意していけばいいかを説明させていただきます。
【目次】
・ダイエット中にコンビニお菓子を食べる注意点
・ダイエット中にコンビニお菓子を食べている人の体験談
・ おすすめ低糖質コンビニお菓子
・ まとめ
ダイエット中にコンビニお菓子を食べる注意点
本記事でダイエット中にコンビニお菓子を推奨する理由は、以下の3つが挙げられます。
・実は低糖質なお菓子が沢山ある
・食欲をコントロールしやすい
・トータルカロリーが把握しやすい
ダイエット中の食生活は、カロリーや脂質、糖質について考える必要があります。
もし、お菓子を自分で手作りすると糖質やカロリーをしっかり計るのは大変。
その点、コンビニお菓子は手軽に手に入りやすく、しっかりと成分表が記載されているので、糖質やトータルカロリーが把握しやすいのがポイントです。
では、ダイエット中にコンビニお菓子を取り入れるにはどのような点に注意すれば良いのか、3つのポイントをご紹介します。
できるだけ低糖質な商品を選ぶ
コンビニお菓子を選ぶ上で大前提なのが、低糖質のものを選ぶという点です。カロリーだけを見てはいけません。
いくらカロリーが低いお菓子でも、糖質が多いことで肥満につながったり、ある種の中毒になって食べすぎたり…という可能性も否定できません。
また、注意したいのが人工甘味料を使用したお菓子です。低糖質を謳っていても、砂糖の代わりに人工甘味料を使用したお菓子もあります。
人工甘味料は、”肥満ホルモン”とも呼ばれるインスリンや、インスリン分泌を促すインクレクチンなどに影響します。
コンビニには、管理栄養士が監修したダイエットお菓子や、ノンシュガーのチョコレート、素焼きアーモンドなど、探せば探すほど低糖質なお菓子を見つけることができます。
低糖質のお菓子にはどんなものか、また人工甘味料を使用していないお菓子について事前に把握しておくことをオススメしています。後ほど「おすすめ低糖質コンビニお菓子」にて記載します。
そもそも食べすぎない
いくら低糖質・低カロリーでも、安心して食べすぎてしまうのは元も子もありませんよね。胃腸に負担がかかりますし、かえって食欲がおさまらないこともあります。
コンビニお菓子で上手に食欲をコントロールしたいなら、よく噛んで時間をかけながら食べる、食事中に水分補給をこまめに行うなどの工夫が必要です。
また、コンビニではお菓子やパン、ジュースが並び、思わず手が伸びてしまいそうになりますが、目的のお菓子以外には手を出さないという強い意志も必要です。
1日のトータルカロリーを考える
当然ですが、1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回ると太ります。もちろん消費カロリーには個人差がありますが、摂取カロリーが増えすぎないようトータルカロリーを意識してコンビニお菓子を取り入れましょう。
最近では、1日に食べたものを入力するだけで手軽にカロリー計算ができるアプリもたくさんありますし、食べたものを可視化することで今まで以上にトータルカロリーに対する意識が強くなるはず。
お菓子はもちろん、コンビニで販売されている食品のほぼすべてにカロリーや糖質が表示されているので、摂取量を把握してダイエットにチャレンジしてみましょう。
ダイエット中にコンビニお菓子を食べている人の体験談
ダイエット中でもコンビニお菓子の選び方、食べ方の工夫で対応できると説明してきました。
とはいえ実際どうなの?と思われてますよね。
そこで、ダイエット中にコンビニお菓子を取り入れた先輩の声を一部ご紹介します。
どこのコンビニで購入したのか、またダイエットお菓子を取り入れて失敗しなかったか、リアルな声に注目してください。
失敗の口コミ
まずは、コンビニで大人気の低糖質お菓子・寒天ゼリーを取り入れた方の体験談をご紹介します。
■30代女性のT美さんの口コミ
「もともと甘いものが好きだったので、コンビニではゼロカロリーの寒天ゼリーを好んで食べていました。ツルッとしていて口当たりも良く、糖質ゼロカロリーだから“これはイケる!”と思っていたんです。
でも、運動を併用しても体重に変化がなかったのです。太らなかったのはよかったけど、これでは現状維持なだけですよね…。」
■編集部コメント
どのコンビニにも必ずと言っていいほど販売されているゼロカロリーの寒天ゼリー。
しかし、寒天ゼリーのような冷たいものを食べすぎると、代謝が下がってかえって痩せにく苦なることも。いくらゼロカロリー、糖質ゼロの寒天ゼリーを選んだとしても、体を冷やしてしまっては痩せやすい体質に変えていくことができません。
糖質やカロリーを抑えるのはもちろん大事ですが、できるだけ体を冷やさないお菓子をチョイスしましょう。
成功の口コミ
次に、コンビニの素焼きアーモンドをお菓子に取り入れた方の体験談をご紹介します。
■20代女性のA香さんの口コミ
「私は、行きつけのファミリーマートで素焼きアーモンドを買っていました。糖質が低いのはもちろんですが、塩や油を使っていないので脂質カットにもなります。もちろん、アーモンドのカロリーは高いほうだけど、1〜2粒で満足感が得られるし、自然と食欲をコントロールすることができたので、結果的にダイエットに成功しました!」
■編集部コメント
大手コンビニでは自社ブランドの素焼きアーモンドを販売しているところがたくさんありますが、体験談を拝見すると糖質制限、そして食欲コントロールに役立つことがわかりますね。
実は、アーモンドは脂質の多いお菓子であり、調理法によってさらにカロリーがプラスされることがあります。
ただ、ファミリマートの「塩と油を使っていない素焼きのアーモンド」は、調理時の塩分や脂質をカットすることでダイエットにやさしいお菓子に仕上げています。
もっとも、アーモンドに含まれる脂質のほとんどは不飽和脂肪酸であり、血液中のLDLコレステロールや中性脂肪を減らす効果が期待できるので、適度に取り入れればダイエットの強い味方になりますよ。
おすすめ低糖質コンビニお菓子
選び方・食べ方次第でダイエットの味方になるコンビニお菓子、興味が湧いてきましたか?
ここでは、大手3社で実際に製造・販売しているコンビニお菓子をピックアップ。ダイエット中の空腹対策に取り入れたいなら、ぜひ参考にしてくださいね。
ローソンのおすすめ低糖質お菓子
“ブランシリーズ”で一世を風靡したローソンには、ブランパン以外にも低糖質なお菓子がたくさん販売されています。
塩とオリーブオイルで味付けした「さっくりコーンチップス」(税込148円)
「さっくりコーンチップス」は、糖質9.1g、80kcalというダイエットにぴったりなお菓子。スーパーフードに分類されるキヌアやチアシードが含まれており、栄養価が高く少量で満足感が得られるのがポイントです。甘いお菓子が苦手な人、ポテトチップスを好んで食べる人にぴったりです。
砂糖ゼロ・糖類ゼロの「ZERO ノンシュガービスケット」(税込148円)
「ZERO ノンシュガービスケット」は、糖質9.4g、85kcalの低糖質お菓子です。全粒粉の香り高いビスケットで、食物繊維もしっかり摂れることから、ダイエットはもちろん体にいいお菓子と言えます。
ファミリーマートのおすすめ低糖質お菓子
ファミリーマートの特徴は、パーソナルジムで有名なRIZAPとのコラボ商品を多数販売している点です。
マンゴー果肉の入った「RIZAP マンゴープリン」(税込176円)
「RIZAP マンゴープリン」は、糖質9.8g、122kcalという低糖質・低カロリーを実現。なめらかなプリンと食べ応えある果肉の両方の食感を味わうことができます。糖質量にこだわったRIZAPだからこそ実現したスイーツですね。
RIZAP ふんわり食感チョコチップケーキ」(税込180円)
「RIZAP ふんわり食感チョコチップケーキ」は。糖質量は23.8g と決して低糖質には見えませんが、実は糖として吸収されにくいエリスリトールを11.8g配合。つまり、実質的な糖質量はエリスリトールを差し引いた12.0gと言えます。
大豆粉を使用した生地に低糖質のチョコチップが練りこまれているので、ダイエット中でも甘いものが欲しい!という欲求を満たしてくれますよ。
セブンイレブンのおすすめ低糖質お菓子
セブンイレブンには、メーカー品よりも安値のオリジナル商品や、素材にこだわった高品質のオリジナル商品を多数展開していますが、低糖質をメインとしたオリジナル商品は販売されていません。
オリジナル商品にこだわらないのであれば、1本10g程度の糖質量である「SOYJOY」(ノープリントプライス)をはじめ、セブンイレブンで取り扱っている他メーカーのコンビニお菓子を選ぶと良いでしょう。
まとめ
ダイエット中の我慢はストレスにつながりますし、ストレスが増えるほどダイエットは長続きしません。ストレスと上手に付き合うためには、我慢をしすぎないことが大切。
たまにはお菓子で自分を甘やかしてあげることも大事です。
特に、コンビニには糖質の低いお菓子がたくさん販売されており、ダイエット中の空腹対策に役立ちます。適切に便利なコンビニを活用して、糖質コントロールしたダイエットを実施してみてください。
この記事の監修者のご紹介

管理栄養士・フードコーディネーター
大学卒業後、食品メーカーに就職し、飲食店向けのメニュー提案や商品開発に携わる傍ら、フードコーディネーター の専門学校を卒業。
栄養講座の講師や食事指導、飲食店プロデュースや料理教室講師、大手メーカーの商品開発など幅広く手がけ、現在は、講座講師や食事指導および企業向けのレシピ開発の他、美味しくて見た目も魅力的、なおかつ健康にもプラスになるような料理を広めるために活動を行なっている。