コンビニダイエットを成功させるおすすめ糖質制限商品を徹底解説

ダイエットをするのであれば、自炊をした方が低カロリーで栄養バランスの良い食事が摂れますが、料理が苦手、手間がかかる、忙しくて自炊する時間がないなど……なかなか現実的に難しい方も多いのではないでしょうか。
忙しいときに便利になるのが24時間営業のコンビニですが、それでも、ダイエットにコンビニ食はNGと考えている方も多いかもしれません。
しかし近年では、コンビニでも低糖質食品などダイエットにぴったりのメニューが手に入ります。上手に利用して、手軽かつ効率的に低糖質ダイエットを進めるためにコンビニ商品を徹底的に解説いたします。
【目次】
・ コンビニでダイエット向けに商品を買う時に気をつけるポイント
・ コンビニで朝昼晩のごはんを低糖質メニューで考える
・ 各コンビニの低糖質な一押しメニュー一覧
・ 糖質制限ダイエットするなら買ってはいけないコンビニ商品
・ まとめ
コンビニでダイエット向けに商品を買う時に気をつけるポイント
「コンビニ食は高カロリー」というイメージがすっかり定着していますが、実は低糖質メニューなどダイエットに適した食品も多いことをご存知でしょうか。
時代のニーズに合わせ、各コンビニともヘルシーな商品ラインナップに力を入れてきています。
たとえばローソンでは、緩やかな糖質制限食品であることを表す「ロカボ」認証を受けた商品を広く取り扱っています。ロカボとは、糖質量を1日70g~130g(1食20~40g + 間食10g)を目処に摂取する、 緩やかな糖質コントロール をする食生活のことです。
ローソンでは、このロカボ商品であることを伝えるために該当商品にロカボマークを記載し、健康的な食を提供する取り組みを行っています。
「ロカボマーク」とは?
食・楽・健康協会が掲げている、世の中の人々に「おいしく、楽しく食べて、健康に」なっていただきたいという理念のもと、「おいしく楽しく適正糖質=ロカボ」を更に普及させていくために作成されたマークになります。
※ロカボ糖質とは、利用可能炭水化物を元に算出したものです。
https://locabo.net/about/
コンビニには低糖質メニューが増えていることは説明しましたが、もちろん糖質が多い商品もたくさんあります。
たとえばおにぎりやパスタ、低糖質以外のパン、カップ麺、加工食品などは糖質・カロリー共に高いことが多いので、ダイエット中はできるだけ避けた方が良いでしょう。
商品を選ぶ際は、パッケージに記載されている栄養成分表示をチェックしてみてください。「糖質」あるいは「炭水化物」の量を確認し、なるべく少ないものを選ぶと良いでしょう。
コンビニで朝昼晩のごはんを低糖質メニューで考える
具体的にコンビニでどのような低糖質メニューを手に入れることができるのでしょうか。利用時間帯別に、おすすめ商品をご紹介していきます。
コンビニの朝食
1日の始まりである朝食に食べたものは、その後日中にかけて消費されやすいため、比較的カロリーの高いものをトルことが可能です。ご飯やパンなどの主食、肉や魚のタンパク質ビタミンやミネラルが多く含まれる野菜や果物、体の保温するスープや味噌汁などをバランスよく食べることをおすすめしています。
おにぎり(白米ではなく五穀米)
セブンイレブンなどでは、五穀米やもち米を使ったおにぎりが販売されております。こちらはコンビニおにぎりの中でも低糖質になっており、パッケージに食物繊維のグラム数なども記載されております。
パン(全粒粉)
ローソンのブランパンなど低糖質を主にした商品がおすすめです。菓子パンなどはダイエット中の購入は注意が必要です。
ゆでたまご
ダイエット中に不足がちになるたんぱく質をしっかり補えながら、低カロリーで満足度の高い商品。ゆでたまごにはマヨネーズ!という方もいらっしゃいますが、味付きなのでそのままでも十分においしいです。
ヨーグルト
乳製品のヨーグルトはたんぱく質と乳酸菌が入っていて、栄養の高い食品になります。基本的には主食、メイン、副菜と朝食はしっかりとりたいところですが、どうしても時間や食欲がない時などはヨーグルトがおすすめです。
コンビニの昼食
昼食もエネルギーとして消費されやすいタイミングですが、朝食よりは量は抑えめにして、低カロリー低糖質を選ぶことをおすすめしています。
サラダチキン
近年ダイエットにおすすめのコンビニ食品として注目を集めているサラダチキン。各社のコンビニで手に入ります。鶏肉を蒸したものなのでカロリーがとても少なく、更に低糖質・低脂質なのが魅力的。逆に筋肉を作るために欠かせないタンパク質は豊富なので、理想的なダイエット食と言えるでしょう。お腹に溜まりやすい点や、料理に使いやすい点も人気のポイントです。
とうふそうめん
その名の通り、豆腐でできている素麺です。そうめんは一見ヘルシーに思われますが、意外と糖質が多くて糖質制限には不向き。しかし、とうふそうめんは小麦粉やそば粉を使っていないので、普通の素麺に比べてかなり低カロリー・低糖質です。味も普通の素麺に近いので、気兼ねなく主食としてたっぷり食べられるでしょう。
コンビニの夕食
夕食は食べたものが消費されにくいため、糖質や脂質が少ない低カロリーのものを食べるのがよいでしょう。とは言え、量を極端に減らしてしまうと空腹がつらくなるため、味噌汁やスープ、鍋類など水分が多くお腹に溜まりやすいものを選ぶのがポイントです。
魚の塩焼き
鯖や赤魚など、様々な種類があります。魚は肉類に比べてカロリーが少なく、栄養も豊富な食材です。糖質もほぼ0gで糖質制限中にもおすすめのメニューですが、調理の手間を考えるとなかなか家で焼くのは面倒という方も多いのではないでしょうか。コンビニの魚の塩焼きはレンジで温めるだけですぐに食べられるので、時間がない方にも向いています。ただし脂肪量はやや多いため、食べ過ぎ注意です。
おでん
低カロリーの具材が多いおでんは、コンビニダイエットとしても有名な商品です。体も温まるため、冬にはぜひ取り入れてみましょう。具材としては、食物繊維も豊富な大根やこんにゃく、白滝などがおすすめです。ただつゆは塩分が高めなので、飲まないようにしましょう。
コンビニのおやつ、夜食
ダイエット中でも、我慢ばかりしていたらストレスが溜まってしまいます。デザートが欲しい時は低糖質スイーツを上手に取り入れて、うまくバランスをとっていきましょう。
ファミマ×ライザップのシリーズ
ファミリーマートでは、減量目的のジムとして有名なライザップとコラボした低糖質スイーツのシリーズを展開しています。プリンやチーズケーキなどダイエット中は罪悪感を持ってしまうようなスイーツも低糖質で販売されているのが嬉しいところ。糖質制限されているとは思えないくらい濃厚な味わいなので、甘いものが欲しい方はぜひ試してみましょう。
寒天ゼリー
セブンイレブンの人気ダイエット商品です。食物繊維の豊富な寒天を主原料にしており、カロリーは0、脂質も0、糖質も1g程度と優秀なスイーツです。ぶどう味やみかん味があり、爽やかな口当たりが楽しめます。食べ応えも充分です。
各コンビニの低糖質な一押しメニュー一覧
各コンビニで低糖質な商品の一覧を記載させていただきます。また近年、コンビニは多くの新商品が毎月登場するため低糖質メニューについては、随時更新いたします。
コンビニ | 商品名 | カロリー |
---|---|---|
セブンイレブン | サラダチキン | 105kcal |
セブンイレブン | おでん | 179kcal |
セブンイレブン | 塩チョレギサラダ | 73kcal |
セブンイレブン | シャキシャキレタスサンド | 212kcal |
セブンイレブン | 半熟ゆでたまご | 66kcal |
セブンイレブン | 枝豆 | 120kcal |
セブンイレブン | 沖縄県産もずく | 45kcal |
セブンイレブン | 筑前煮 | 148kcal |
ローソン | ネバネバ五穀ごはん | 388kcal |
ローソン | 食物繊維麺入りそば | 294kcal |
ローソン | 大根サラダ | 16kcal |
ローソン | ごま豆乳鍋 | 146kcal |
ローソン | 炭火焼き砂肝 | 75kcal |
ローソン | ブランパン | 64kcal |
ローソン | ごろごろ野菜の豚汁 | 201kcal |
ローソン | 鶏ときのこのごはん | 340kcal |
ファミリーマート | 緑黄色野菜が摂れるポトフ | 228kcal |
ファミリーマート | RIZAP サラダチキンバー | 76kcal |
ファミリーマート | RIZAP 濃旨キャラメルプリン | 201kcal |
ファミリーマート | ひじき煮 | 56kcal |
ファミリーマート | たけのこ煮 | 30kcal |
ファミリーマート | とろろ昆布とめかぶ味噌汁 | 41kcal |
糖質制限ダイエットするなら買ってはいけないコンビニ商品
炭酸飲料
糖質制限ダイエットするには糖質はできるだけとらないことです。スポーツドリンクやジュースなどのドリンクには低カロリー、カロリーオフなど書かれていても砂糖がかなりの量はいっています。成分表示の糖質をチェックしてみてください。
菓子パン
ちょっとした小腹が空いたときについ食べたくなってしまう菓子パンですが、こちらも高カロリーで糖質が沢山入ってる場合が多いです。ローソンのブランパンなどパンでも低糖質のものもありますが、購入する際は成分表をチェックしてください。
カップ麺
お湯を注ぐだけで色々な味が楽しめるカップ麺ですが、栄養面ではカロリー、脂質、塩分などすべてが高いため、オススメできません。糖質制限ダイエットをするならカップ麺の棚には近づかないでください。
ホットスナック
レジ横におかれているホットスナック。こちらもつい小腹が空いたときに食べがちですね。カップ麺と同様に推奨できません。同じレジ横でしたらおでんなどが低糖質でおすすめできます。
コンビニスイーツ
疲れが溜まったときなど、スイーツを食べたくなることもあるかもしれませんが、基本的には糖質が高いため注意してください。ファミリーマートなどがRIZAPとコラボして低糖質スイーツをだしていますが、あくまで通常スイーツより低糖質なだけなので、ご注意ください。
まとめ
コンビニ食はダイエットの敵と考えている方も多いかもしれませんが、使い方次第で強力な味方にもなります。
市販のダイエット食品に手を出すのはちょっとハードルが高いと感じている方は、まずはコンビニのメニューを選ぶところから始めてみてはいかがでしょうか。
また購入する際に成分表をみる癖などをつけていくことで、1日の糖質量を管理しながら、効果的な糖質制限ダイエットをすすめてください。